S様 仕様打合せ(壁紙)

注文住宅を行う際に、弊社では、効率よくかつイメージが湧きやすいような手順で、

仕様の打ち合わせを行っていきます。

我々施工者側は、普段からこのような打ち合わせは勿論、完成図が頭の中でイメージできるので、

特に手順は好きな順でできるのですが、一生に1回の注文住宅を建てられるお客様は、

そうはいきません。

  • 言葉で言われてもわからない
  • スケッチにしても、いまいちイメージできない

最初は皆さん戸惑います。

ですので、いきなり勝手にメーカーのショールームへ行ってしまう人もいます。

決して悪い事ではないのですが、注文住宅の打ち合わせの時間や回数は、かなりの回数に及びます。

土日のどちらかは毎週打ち合わせになってしまうことがほとんどです。

1週あけて、2週間ごとの打ち合わせにすると、2週間前に決めたことの50%位は忘れてしまっております。

ですので、なるべく後戻りしないで、スムーズに仕様を決めていくには、

理想は1週間に1回、2~3時間。

これくらいの時間割が必要となります。

ですので、かなりの労力と時間を費やすので、打合せの順序は、効率化を考えると、

かなり大事なポイントとなってきます。

決めたい事から決めていくと、結局変更の嵐となっていきます。

ですから、弊社では仕様を決めていく順序を守りながら打ち合わせを行っております。

そうとはいえども、お客様の中には、この項目から決めたいというご要望もあるのですが、

弊社の手順通りのルールで仕様を決めていくと、

途中で皆様には「なるほど、だからこの順序なんですね、理解できました!!」と

ご感想をいただき、

最初に決めていても、変更していたな、これは・・・

と多くの方がおっしゃられてますので、この手順は間違いないかなと自負しております。

後半戦の壁紙の打ち合わせの様子

S様も最初は注文住宅の理想やイメージが全くなかったので、

こちらもご提案に困りながら、相当な提案をしてまいりましたが、

今ではかなりのご希望や強いイメージをお持ちになられてきましたので、

かなりこだわった家になってきました♪

壁紙決めは数千種類の中からお選びいただくので、基本的には宿題とさせていただき、

本日は壁紙の宿題の成果を確認したところ、

できること、合わない部分などのご説明をさせていただき、

3割ほどは持ち帰りの再課題となってしまいました(笑)

サンプル帳はかなりのサイズと個数で、家の中にあると非常に邪魔となります。

ですので、一生懸命1週間の間にご夫婦で検討されて、

サンプル帳を返却するつもりで本日ご来社されたのですが、

3割は再課題になったため、またサンプル帳は苦笑しながらお持ち帰りになられました(笑)