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要望と相場は最初は必ずズレている

さて、資金計画も入念に準備できたし、物件探しを始めるか!!

いえいえ、まだです。

次のステップがあります。

ここで、やっと物件情報を閲覧することができます。

物件を見に行ってはいけません。

「 情報収集が目的 」ですから。

週末にポストへ投函されている広告やポータルサイトで、

あなたが探している希望に沿いそうな物件をひたすら見て、

あなたの希望と物件の相場が合致しているかを見極めて下さい。

「 多くの方が最初は予算と合わないことが多い 」

かと思います。

そんな場合、どのようにすれば良いのか?

これも各お客様のご事情により十人十色なので、説明が難しいですが、

新築の建売を探している方としての、例を一部挙げますと、

  • どうしても家賃同等の月々返済でないと条件が厳しい方であれば、「立地の見直しを再検討」
  • 立地の変更も難しいということであれば、「 中古物件も視野に再検討 」
  • 立地変更も中古もちょっと・・・ということであれば、多棟現場内の価格の安い「日当たりが望めない」物件等
  • 日当たりも良くないと嫌だ・・・ということであれば、残念ながらおそらく今のご希望に合う物件は存在しない

という結論になるでしょう。

簡単にお伝えしてしまいましたが、

不動産の価格とは、

  • 立地
  • 日当たり
  • 道路付け(接面している道路の方向)
  • 築年数
  • 周辺環境

など、様々な要素を考慮して適正な価格が設定されております。

あなたの要望が強ければ強いほど物件の価格は上がります。

新車購入時のオプションと同じような考え方、といってもいいかもしれません。

要望が強すぎると価格が上がる為、予算内に入れば良いですが、

予算を超えてしまっている場合には、要望を見直して、再調整していかなければなりません。

あなたの要望に少しでも沿った予算内の物件を探すためにも、個々にコツがあります。

そのコツとは、それぞれのご要望や家族構成等で大きく変化してしまうため、

個別にお話しないと見ることができない為、ここでは割愛させていただきます。

「相場観」を身につけ、損失を防ごう

また、市場で販売中の物件の価格と相場についてですが、

売主様のご意向によって相場よりも「高い物件」は存在しますが、

「安い物件」は存在しません。

何故安い物件が存在しないかといいますと、

安く販売できる物件は不動産業者が買取をして、市場価格で再度販売を行うからです。

ですから、あなたが購入しようと思っている物件は、相場もしくは相場以上の物件となるのです。

ここで、「相場感」を身につけておくことにより、「相場より高い物件」を購入してしまうリスクを無くすことができます。

大きな買い物なので、

100万円、200万円と

大きな損をしてしまうリスクを、出回っている情報を元に、簡単に回避することができるのです。

 

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